人間関係の原則NO.1
『批判、非難もしない。不平も言わない。』
【カーネギー・人を動かす/30原則:No.1】
デール・カーネギーは、人間関係が上手くいくために、30の原則を100年程前に打ち立てました。
当時の最先端の学問や、哲学、宗教、東洋思想などを研究しまとめた、努力の結晶だったようです。
そしてそれが、現代でも未だにしっくりくる「人間関係の原則」と言う教えなのですね!
カーネギーはその教えとして、
時代や国を超えても価値の変わらないことを、行動出来る言葉でシンプルに伝えてくれています。
確かに、
出来事に対しブツブツ文句や不満を言っている人、
陰口など誰かの批判をしている人、
会社など組織への不平を言っている人、、など、
思わず共感してしまうこともありますが、
あまり気分の良いものではないですよね〜
そして、この一番目の原則だけは、否定語で書かれていて、最も実践が難しいと言われています。つい口をついて出てしまいます。
意識して発言には気を付けたいですね!
また、書籍の『人を動かす』の30ある章ごとのまとめと、この30原則は同じものなのですが、
書籍の章の目次は、多少違うニュアンスに聞こえる書き方をしています。
書籍の第1章の目次は「盗人にも五分の理を認める」なのですが、
まとめは原則とほぼ同じ、『批判も非難もしない。苦情も言わない。』になっています。
どんな悪人でも、自分は正しいと思っていて、悪事をしているとは思っていない。悪事でないにしても、みんな自分のやっていることは正しいと思っている。(悪人でなくても正当化が身体に染み込んでいる人は多いですよね?)
だから、その人の行為を非難しても、過ちとさえ思っていないので意味がない…のようなニュアンスで書かれていたと思います。
もし、何か言いたくなっても、良いところを見つけて褒めたり(good)、批判的ではなく、改善点の言い方でポジティブな表現で言う(better)のでしょうね!
そうしないとその時間は、反感を買うだけで無駄になってしまう恐れがありますから!
さあ、今日はご一緒に実践しましょう!
『批判、非難もしない。不平も言わない。』
0コメント